12/23(日)『第30回記念 2018かわさき市民第九コンサート』開催
ぷりんせすのレポートです。
年の瀬といえば「第九」。毎年ジモト川崎市では、公募により結成された市民合唱団と、市内にある4つの市民オーケストラが順番に管弦楽を担当し『かわさき市民第九コンサート』が開催されております。今年は第30回を迎えるそうですわ。
今回、第30回を記念して東響交響楽団桂冠指揮者の秋山和慶マエストロが指揮を執られるそうですの。
今年のオーケストラはかわさき市民オーケストラ2018で合同で練習を重ねてこられたそうですわ。
ぜひ皆さんお誘いあわせの上、年末ならではの迫力ある第九を聴きに行ってみてくださいませ。
【『第30回記念 2018かわさき市民第九コンサート』開催概要】
日時:平成30年12月23日(日)14:00~16:30 (13:20開場)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
(交通)
JR川崎駅西口に直結。徒歩3分
※お客様専用駐車場はございません。
対象:未就学児の入場はできません。託児サービスを御利用ください。(要予約)
チケット:S席:2000円、A席:1500円、B席:1000円(全席指定)
チケット購入方法:
◎窓口
ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200(チケットセンター)
チケットぴあ店舗、セブンイレブン、ファミリーマート(web予約のみ決済・発券が可能)
◎電話
電子チケットぴあ 0570‐02‐9999(Pコード128‐385)
定員:1800名(チケットが売切れ次第終了)
出演:
秋山和慶(指揮)
1941生まれ、故斎藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち銅弾の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督を歴任。
サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。
1991東京響創立45周年記念ワールドツアーでは全公演を指揮して大成功をおさめ、1994年には同団第400回定期演奏会を記念したシェーンベルクの歌劇「モーゼとアロン」(演奏会形式)を指揮、各紙から絶賛を博し同年音楽界最大の話題となった。また同公演のCDは各レコード誌より国内外で高く評価された。ふたたび1996年東京響創立50周年記念ヨーロッパ公演を指揮して同公演を成功に導き、2001年には同団創立55周年トルコ・イタリア公演を指揮し各地で好評を博した。
1997年にシェーンベルク:ヤコブの梯子、ヤナーチェクの歌劇「利口なメギツネの物語」(舞台上演形式)、2000年ラッヘンマン:歌劇「マッチ売りの少女」(演奏会形式・日本初演)、ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カヴァノヴァー」(言語による日本初演)、2003年にはジョン・アダムズ「エル・ニーニョ」(日本初演)を取り上げるなど常に新たな挑戦を続けている。
これまでに第6回サントリー音楽賞(1975年)、芸術選奨文部大臣賞(1995ねん)、大阪府民劇場賞(1989年)、大阪G英術賞(1991年)、第36回川崎市文化賞(2007年)、広島市民賞(2008年)をはじめ、東京響とともに毎日芸術賞(1994ねん)、第8回京都音楽賞大賞(1993年)、モービル音楽賞(1996年)、第29回サントリー音楽賞(1997年)を受賞。2001円11月に紫綬褒章、2011年6月には旭日小綬章を受章。2014年度文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邊暁雄音楽基金特別賞を受賞。
2014年指揮者生活50年を迎え、2015年2月には回想録「ところで、きょう指揮したのは?」(共著/アルテスパブリッシング刊)を出版。
現在、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者を務めるほか、洗足学園音楽大学教授、京都市立藝術大学客員教授を務める。
ソリスト:
廣田 美穂(ソプラノ)
昭和音楽大学卒業。ローマ聖チェチーリア国立音楽院修了ディプロマ取得。08年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。第43回日伊声楽コンコルソ、第76回日本音楽コンクール声楽部門でともに第1位受賞。在伊中、ラテン語による歌劇「メデア」「ユディッタの勝利」、マーラーの交響曲第4番に出演。スペイン北部のスペイン音楽祭に出演しロドリーゴ賞を受賞。08年藤原歌劇団で、12年には新国立劇場オペラ鑑賞教室「ラ・ボエーム」ミミでデビュー。NHK-FM「名曲リサイタル」、ヴェルディ「レクイエム」、ベートーベン「交響曲第99番」、「ナブッコ」「仮面舞踏会」「オベルト」「修道女アンジェリカ」に出演。川崎市アゼリア輝賞受賞。藤原歌劇団団員。日本オペラ復興会歌手育成部講師。昭和音楽大学及び同大学院講師。
吉田 郁恵(メゾソプラノ)
昭和音楽大学暖気大学部卒業、昭和音楽芸術学院研究家修了。オペラには、「夢遊病の娘」テレーザ、「ルチア」アリーサ、「ビーア・デ・トロメイ」ロドリーゴ、「ファルスタッフ」クイックリー、「オベルト」クニーツァで出演。更に、岩手県奥洲市公演「椿姫」アンニーナで出演好評を博す。また、帝国ホテル主催ジ・インペリアル・オペラ/藤原歌劇団公演「フィガロの結婚」マルチェッリーナで出演後、同年藤原歌劇団公演「リゴレット」ジョヴァンナでデビュー。同歌劇団公演では「カルメル会修道女の対話」アン修道女、「ラ・トラヴィアータ」アンニーナ、「オリィ伯爵」ラゴンド、「セヴィリャの理髪師」ベルタで出演。その他、「メサイア」、ベートヴェン「交響曲第9番」、モーツァルト「戴冠式ミサ」のソロ等各種コンサートでも活躍していれう。藤原歌劇団団員。昭和音楽大学講師。
井ノ上 了吏(テノール)
国立音楽大学卒業。1990年に渡伊。海外での演奏活動後1995年に帰国。国内外有名コンクールに入賞。その後二期会、新国立劇場を中心に琵琶湖ホールをはじめ全国で数々のホールの企画依頼により、オペラのプリモテノールとして活躍。「コシ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョバンニ」「ファルスタッフ」「セヴィリャの理髪師」「サロメ」「トスカ」「ラ・ボエーム」等、その中で特に「椿姫」は圧倒的なキャスト回数でアルフレードを演じる。また、2008年にはプッチーニ誕生150年記念オペラ「三部作」の芸術監督・出演を果たし、好評を博す。2013年二期会公演「マクベス」マクダフ役で素晴らしい存在感と演奏で聴衆を魅了した。国内有名オーケストラの共演も多く、ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」等で共演し、好評を得ている。マスメデイアでも「題名のない音楽会」「FMリサイタル」等にも出演。二期会オペラ研修所講師。二期会会員。日本演奏連盟会員。昭和音楽大学・大学院教授。
折江 忠道(バリトン)
東京藝術大学卒業、同大学院修了。ミラノのヴェルディ音楽院で学ぶ。82年、83年アレッサンドリア国際コンクール優勝。82年ヴェオッティ国際コンクール第2位。82年アレッサンドリア劇場「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールでオペラ・デビュー。依頼ヨーロッパ各地の歌劇場で主役として活躍する。その傍ら藤原歌劇団では、88年「ラ・トラヴィアータ」のジェルモンでデビューし、「マクベス」「ドン・カルロ」「トスカ」「ルチア」「愛の妙薬」「清教徒」「ランスへの旅」などに出演。また、新国立劇場では「蝶々夫人」のシャープレス、「夜叉ヶ池」を始め同劇場オペラ鑑賞教室「トスカ」等に出演し、びわ湖ホールでの「ロンバルディア」、「スティフェリォ」、愛知県立劇場での「ファルスタッフ」で絶賛を博した。最近では藤原歌劇団公園「ファルスタッフ」「ドン・バスクワーレ」のタイトルロールを歌い、「第九」、NHKニューイヤーオペラコンサートを始め各種コンサートに出演するなど、日本を代表するプリモバリトンとして活躍を続けている。第16回ジロ・オペラ賞受賞。藤原歌劇団総監督。日本オペラ振興会育成部部長、昭和音楽大学教授。
合唱:2018かわさき市民第九合唱団
管弦楽:かわさき市民オーケストラ2018
曲目:
ワーグナー歌劇「タンホイザー」より大行進曲
ベートーヴェン/交響曲第九番「合唱付」
※未就学児は入場できません。有料託児室(要予約)をご用意しています。定員になり次第締め切りますのでお早めにご予約ください。
イベント託児・マザーズ(電話:0120-788-222(月~金10:00~12:00、13:00~17:00))
主催:2018かわさき市民第九コンサート実行委員会、川崎市
共催:川崎市教育委員会
協賛:川崎信用金庫
後援:「音楽のまち・かわさき」推進協議会、公益財団法人川崎市文化財団
問合せ:
2018かわさき市民第九実行委員会(電話:090‐2751‐8477 鈴木氏)
川崎市市民文化局市民文化振興室(電話:044-200-2030)
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