10/7(土)平成29年度『こころの健康セミナー』の開催
エンジェーヌのレポートです。
こころの健康問題は、国民の4人に一人以上が経験する大きな問題で、本人や家族に大きな苦しみをもたらします。しかし社会へのインパクトも大きいのに十分に理解されていません。
毎年開催されています『こころの健康セミナー』が、今年も開催されます。
第1部はこころの苦しみを抱えていきること、それをささえるものについて各講師の方からのお話を、第2部は第1部の講師の方に加え、「ひとを生かすもの」と題して指定発言者の先生方と来場者の皆様との語り合いで深めていきます。
事前申込みも不要ですので、ぜひ皆さんお出かけになってみてくださいね。
【平成29年度『こころの健康セミナー』の開催概要】
「いきること・ささえるもの」
日時:平成29年10月7日(土)13:00~16:00(12:30開場)
場所:川崎市高津市民館 大会議室
川崎市高津区溝ノ口1-4-1マルイファミリー11・12階
(交通)
JR南武線 武蔵溝ノ口駅から徒歩3分
東急田園都市線・大井町線 溝の口駅から徒歩4分
※土日祝日は周辺道路が大変混み合います。できるだけ公共交通機関をご利用ください
事前申込不要※当日先着300名
内容:
第1部「いきること・ささえるもの」
講師:石井光太氏(ルポライター)
1977年東京都生まれ。国内外の貧困、災害、歴史、事件などのノンフィクションを幅広く執筆。主な作品に「物乞う仏陀」「絶対貧困」「遺体」「浮浪児1945-」などがある。また、小説や児童書の執筆も多数。
講師:杉山春氏(ルポライター)
1958年生まれ。雑誌編集者を経てフリーランスライターに。子育てや親子問題、子殺し、自死などをテーマに取材・執筆をしてきた。著書に「満州女塾」(新潮社)、「ネグレクト 育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか」(小学館。第11回小学館ノンフィクション大賞受賞作)「ルポ 虐待」(ちくま新書)「自死は、向き合える」(岩波ブックレット8月出版予定)などがある。
講師:島薗進氏(上智大学グリーフケア研究所)
宗教学者。1948年生まれ。宗教学、宗教史、とくに現代の宗教を研究。上智大学グリーフケア研究所所長、宗教者災害支援連絡会代表。日本の宗教史、とくに明治以降の宗教史を研究する一方、現代、宗教はどこへ向かうのか、今後の人類にとって宗教はどのような意義をもつのかを考え、科学技術と人のいのちの関わりを問う死生学にも取り組んている。著書に、「国家神道と日本人」岩波新書、「日本人の死生観を読む明治武士道から「おくりびと」へ」(朝日選書)、「倫理良書を読む 災後に生き方を見直す28冊」(弘文堂)などがある。
第2部語り合い「ひとを生かすもの」
第1部講師に加え
指定発言:大塚俊弘氏(国立精神・神経医療研究センター上級専門職)
精神科医。1962年長崎市生まれ。長崎大学医学部卒。1999年長崎県に入職、精神保健福祉センター所長、医療政策課長、保健所長のほか、こども女性障害者支援センター所長として児童相談所長、婦人相談所長を経験。2016年より現職。
指定発言:張賢徳氏(帝京大学付属溝口病院精神科教授)
精神科医。1991年東京大学医学部卒業後、帝京大学医学部付属市原病院・本院にて臨床研修に従事。1997年英国ケンブリッジ大学臨床医学系精神医学博士号取得。現在、帝京大学溝口病院精神科教授。専門は精神医学と自殺学で、自殺と精神障害の関係について研究している。
コーディネーター:竹島正氏(川崎市精神保健センター所長)
※第2部終了後、メディアの方々を対象とした意見交換会を開催
共催:社会福祉法人川崎いのちの電話、川崎市
後援:かながわ自殺対策会議
協力:全国精神保健福祉連絡協議会
問合せ:川崎いのちの電話事務局(電話:044-722-7121)、川崎市精神保健福祉センター(電話:044-200-3195)
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