平成28年度『こころの健康セミナー』の開催
エンジェーヌのレポートです。
人は危機的状況に置かれた中で、いかに困難を抱えた方を支え、強みを発揮させることができるのでしょうか。その中で自殺行動はどのように防ぐことがでいるのでしょうか。
昨年も開催されました『こころの健康セミナー』が今年も開催されます。
今回は精神科医の張賢徳さんとノンフィクション作家の石井光太さんを講師にお迎えし、それぞれの視点からお話を聞かせていただきます。
「あなたにも知ってほしい。生きたいというきもち。」をテーマに背景にある複雑さ、そしてその解決に向けて、社会がどのような視点で何に取り組むかについて問題提議していただき、ディスカッションの中で深めていきます。
ぜひご参加ください。
【平成28年度『こころの健康セミナー』の開催概要】
日時:平成28年10月1日(土)13:00~17:00(12:30開場)
場所:高津市民館 大会議室(ノクティ2 12階)
川崎市高津区溝ノ口1-4-1ノクティ2 12階
(交通)
JR南武線 武蔵溝ノ口駅から徒歩3分
東急田園都市線・大井町線 溝の口駅から徒歩4分
※土日祝日は周辺道路が大変混み合います。できるだけ公共交通機関をご利用ください
申込不要※当日先着300名
内容:
第1部「ゲートキーパー講座」
講師:張賢徳氏
(帝京大学医学部附属溝口病院 精神神経科 教授)
1991年東京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属市原病院・本院にて臨床研修に従事。1997年英国ケンブリッジ大学臨床医学系精神医学博士号取得。現在同大学医学部溝口病院精神神経科教授。専門は精神医学と自殺学で、自殺と精神障害の関係について研究している。
第2部「危機の構造―ひとは危機をどう乗り越えるのか―」
講師:石井光太氏(ノンフィクション作家)
1977年東京都生まれ。作家。国内外の貧困、災害、歴史、事件などのノンフィクションを幅広く執筆。主な作品に「物乞う仏陀」「絶対貧困」「遺体」「浮浪児1945-」などがある。また、小説や児童書の執筆も多数。
本講演に類するテーマとして、現在「新潮45」の不定期連載「シリーズ 奈落の子供」、「潮」の連載「アナザー・チャイルド」、「EX大衆」の連載「近親殺人者」を執筆中。(いずれも2017年以降に単行本化の予定)最新刊に、ネグレクト、嬰児殺人、虐待事件を扱った事件ノンフィクション「「鬼畜」の家~わが子を殺す親たち」(新潮社)がある。
本書では、厚木市の齋藤理玖君ネグレクト死事件、下田市の嬰児連続殺害事件、足立区のウサギケージ監禁虐待死事件を扱っている。
※感染症や天災などの理由により、やむなく開催を中止する場合がございますので、予めご了承ください
共催:社会福祉法人川崎いのちの電話、川崎市(健康福祉局精神保健福祉センター)
後援:かながわ自殺対策会議
問合せ:川崎いのちの電話事務局(電話:044-722-7121)、川崎市精神保健福祉センター(電話:044-200-3195)
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