4/1(水)富士通スタジアム川崎(旧 川崎球場)いよいよオープン!
エンジェーヌのレポートです。
先日、等々力競技場のメインスタンドがリニューアルし、ジモトモ!中原区でも内覧会に参加させていただきましたが、今度は川崎駅にある、野球場として親しまれてきた「川崎球場」がアメリカンフットボールを中心としたスポーツを楽しめるスタジアムとしてオープンすることになりました。その名も『富士通スタジアム川崎』なのだそう。
今回、オープンの4月1日に先駆け、完成記念式典と内覧会が開催されました。
エンジェーヌたちも参加させていただき、内部をちょっとだけ先に見学させていただきましたので、ご紹介いたしますね。
以前、プロ野球の大洋ホエールズ、ロッテオリオンズ球団のフランチャイズ球場として利用されていた「川崎球場」でしたが、2000年からは主としてアメリカンフットボールの拠点となる球技場として利用されていました。
今回リニューアルされた『富士通スタジアム川崎』は地上4階建て、観客席約3800席で、多目的競技場として生まれ変わりましたよ。
当日は記念式典も開催され、来賓のご挨拶などの後、福田紀彦川崎市長をはじめ、来賓の方々の手によってテープカットが行われました。
人工芝の芝生がとても足に柔らかく、緑が綺麗で目を奪われました。
この人工芝はアスファルトの上に温度抑制チップと硅土が引かれ、ロングパイル人工芝が植えられているもので、2種類のチップを使っているのは熱を吸収しないためなのだそう。
その後、アトラクションとして、富士通フロンティアーズの選手5人による、簡単なアメリカンフットボールのデモンストレーションが行れました。
近くでみると、選手の筋肉やディフェンスの選手の体格にちょっとびっくりしましたが、同じ芝の上で間近で見ることができたのは貴重な体験でしたよ。
昨年Xリーグで悲願の優勝を果たした富士通フロンティアーズだけに、新しいスタジアムでプレーできるのはひときわ嬉しいことなのではないでしょうか?
その後は川崎市川崎高校のダンス部の方々のパフォーマンスもありました。
元気いっぱいの高校生のダンスが披露されました。
設備の説明が簡単にされ、バック(ビジター側)の内部を自由に内覧させていただきました。
まず1階には防災備蓄倉庫がありました。
ちょっとしたスペースで医療機器等の備蓄予定だそうです。
設備の説明や来賓の方の挨拶にもあったのですが、トイレにかなり力を入れられていました。
綺麗なのはもちろんですが、足元には並ぶ列を促すアメフットのボールのラインが書かれていてとても可愛らしかったです。
特に女子用のトイレには手すり付のトイレやベビーチェア付のトイレ、子ども用のトイレも用意されているので、子連れの方にはとても嬉しいですよね。
しかもパウダーコーナーもあるのです。鏡と化粧台、荷物棚があるので、トイレの列に被らず便利です。温風乾燥機もありました。
それから男女とは別にみんなのトイレがありましたよ。これは1Fに2つ、2・3Fに1つあります。
1Fには手洗いのみのスペースも用意されていました。
階段を上った2・3Fはスタンドになっています。
スタンド席の一部は耳の不自由な方のために磁気ループを設置されておられるそうです。
景観配慮のため、壁面緑化されていて、少しずつグリーンが伸びています。しばらくすると綺麗な緑色の壁になりそうですね。
そして、ベビーカー置き場や車椅子席も用意されています。
スタンド席は青い背なしタイプが約3060席(メイン・バック合計)、緑色の背付タイプが約740席あり、緑の席には座席の下にドリンクホルダーがありました。
この階には関係者席、放送室(メイン<場内>、バック(FM/TV用))もあります。
それから、アメフットには欠かせないスポッター室もありました。
スポッターとは観客席の高い一からチームスタッフに戦況状況を伝える人なのだとか。
そして一番上の4Fには来賓室と屋外テラス(記者やテレビ放送対応スペース)があります。
4Fまではエレベーターでも行けるようになっていました。
1Fに戻り、最後に人工芝のウォームアップスペースを見させていただき、内覧終了です。
以前のスタジアムでアメフットを見た事があるエンジェーヌですが、新しいスタンドで早くプレーを見たい気持ちがいっぱいになりましたよ!
選手たちもきっと早くこのスタジアムで試合をやりたい、見てもらいたいというのは同じ気持ちなのではないでしょうか?
後日、4月5日(日)に行われる『富士通スタジアム川崎竣工記念フットボールフェスタ』のお知らせをジモトモ!中原区でもいたしますが、ぜひとも早く新しいスタンドを体験しに行ってみてくださいね。
【富士通スタジアム川崎(旧 川崎球場)概要】
〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見2-1-9
(交通)
JR川崎駅 東口より徒歩約17分
京急川崎駅 中央口より徒歩約15分
川崎鶴見臨港バス・川崎市バス 教育文化会館前停留所より徒歩約1分
川崎鶴見臨港バス 野球場裏および競輪場前停留所からいずれも徒歩約3分
利用時間:9:00~22:00
定休日:年中無休(年末年始など不定期で休業する場合は公式HPのお知らせ等で告知)
技場本体:約14,700 ㎡
人工芝グラウンド:約10,260 ㎡
スタンド:鉄筋コンクリート造4階建て
スタンド約3800席(うちメイン・バック各約1900席)、車椅子席(20席)、芝生席(約200人)
主な施設:来賓室、医務室、放送室、照明施設等
主な特徴:
バリアフリーに対応したエレベーターやスロープの他、車椅子席の設置、難聴者用磁気ループの導入等、誰もが快適に観戦ができる環境を整備
防災機能として備蓄倉庫、非常用発電設備接続機能を設置
大会運営に必要なスポッター席、ウォームアップスペース、女性の利用者のためのパウダーコーナー等の施設も整備
使用内容:
アメリカンフットボールの練習、試合
フットサルの練習、試合
サッカーの練習、試合
その他スポーツの練習、大会使用
運動会などイベント
など
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