川崎市平和館にて『原爆展』 8/4(水)から開催
デビルンのレポートです。
毎年、8月になるとヒロシマ・ナガサキの原爆投下の日や、終戦記念日の報道などで戦争のむごさ、平和のありがたさ が身に染みて感じるんだけど、現代は日常で平和に慣れすぎて、中々世界各地でいまだ行われている戦争や内紛の凄惨さを感じることは少ない。
そういったことも含めて平和について、戦争について考えることができる施設がわがジモトなかはら村(中原区)にはある。「川崎市平和館」だ。
ここでは毎年、原爆投下日や終戦記念日にあわせて『原爆展』が開催される。
今年も8月の最終日曜まで写真・資料の展示が行われるのだけど、その期間中の終戦記念日に「平和を語る市民の集い」が行われる。
この日は戦争にちなんだ映画の上映と、戦場カメラマンの渡部陽一氏による講演会が開催される予定だ。
貴重な内容の話が聞ける機会だと思うので、ぜひ皆さんで聞きに行ってみてほしい。
そして改めてこの平和な世の中を大事に思っていってほしい。
【2010川崎市平和館『原爆展』開催概要】
日程:平成22年8月4日(水)~8月29日(日)9:00~17:00
(毎週月曜日と第3火曜日は休館)
会場:川崎市平和館
川崎市中原区木月住吉町33-1
電話:044-433-0171
(アクセス)
東急東横線、目黒線 JR南武線「武蔵小杉駅」から徒歩8分
東急東横線「元住吉駅」から徒歩10分
開場時間:9:00~17:00(ただし会議室などは9:00~21:30)
入場料:無料
休館日: 毎週月曜日,毎月第3火曜日(設備点検日)、12/29~1/3
特別開館日:8月6日(広島・原爆の日)・9日(長崎・原爆の日)、15日(終戦記念日)
内容:ナガサキの原爆。昭和20年8月9日午前11時2分。
あまりにもむごく、悲しい歴史の1ページが、長崎の地に刻まれた。原子爆弾の投下。
一瞬にして原子野となった長崎は、このとき「死の町」と化した。(NAGASAKI100から)
今回は「ナガサキの原爆」に焦点をあて、長崎市の原爆被害の状況を、被爆者や被爆直後の市内の様子を撮影した写真パネルや熱線で変形した一升瓶などの現物資料により紹介します。
★平和を語る市民の集い
日時:8月15日(日)
◎第一部「映画上映 ヒロシマナガサキ」白い光、黒い雨、あの夏の記憶
(監督:スティーヴン・オカザキ、2007年アメリカ 86分)
時間:10:00~12:00 開場9:30~
14人の被爆者と4人の原爆投下に関与したアメリカ人の証言を軸に25年の歳月をかけて完成させた
ヒロシマ・ナガサキの真実
会場:1階屋内広場
参加費:無料
定員:250人
◎第二部「講演会」
時間:14:00~16:00 開場13:30~
※12:30から平和館入り口にて整理券を配布、1人1枚。
講師:渡部陽一氏(戦場カメラマン)
「家族の絆-世界100ヶ国以上の家族と過ごした時間- 」
戦争の悲劇とそこで生活する民の生きた声を体験し、世界の人々に伝えるジャーナリスト。世界情勢の流れのその瞬間に現場で取材を続けている。
独特の語り口が話題となり、数多くのテレビ番組で活躍中。
定員:先着250名
★夏・こども映画会
スケジュール:
8月4日(水)
10:00~はだしのゲン パート1(実写版)
14:00~あの日 この校舎で 太陽をなくした日(アニメ)、千羽鶴
8月5日(木)
10:00~はだしのゲン パート2(実写版)
14:00~太陽をなくした日(アニメ)、火垂るの墓(アニメ)
8月6日(金)
10:00~はだしのゲン パート3(実写版)
14:00~ひろしまのピカ、風が吹くとき(アニメ)
8月7日(土)
10:00~風が吹くとき(アニメ)
14:00~いわたくんちのおばあちゃん(アニメ)、はだしのゲン パート1(実写版)
8月8日(日)
10:00~TOMORROW -明日-
14:00~ひろしまのピカ、はだしのゲン パート2(実写版)
8月9日(月)
10:00~あの日 この校舎で 太陽をなくした日(アニメ)
14:00~いわたくんちのおばあちゃん(アニメ)、はだしのゲン パート3(実写版)
問合せ:川崎市平和館(電話:044-433-0171)
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