大人の男の隠れ家?麒麟珈琲
昔は珈琲専門店なんかがあって、ヒゲを蓄えたマスターが一人で切り盛りするようなシンプルな茶店が町のあちこちにあった。オイラが子どもん時はそんな店によく親父に連れられて行って、ジュースを飲みながらいつか大人になったら、「ブレンド」って言って見たいと思ってたもんだ。
そんな大人の珈琲が飲める店『麒麟珈琲』は元住吉のブレーメン通りにある。
元住吉コアビルの二階にひっそりとある『麒麟珈琲』はそれこそマスターが一人で切り盛りできる広さの小さい店だ。
長いカウンターがあり、小さな二人席が3つほど。それだけ。
珈琲好きがカウンターに座り、単純に美味しいコーヒーを楽しむような場所だ。この日も新聞や雑誌、本を眺めながらゆっくり珈琲を楽しむ常連のおやじさんたちが転々と座っていた。
メニューにはトースト150円くらいしか食い物もないが、その唯一のトーストが単純にむちゃくちゃうまかったりするのだ。
オイラは「ブレンド!」と常連ぶって言うのに気後れして、ついつい「グアテマラ」を頼んでしまった。
一杯ずつ丁寧にドリップして不ぞろいのカップに入れてくれる。
最高にいい香りの珈琲が目の前に置かれる。
まず香りを楽しみ一口飲んで苦味や酸味を楽しむ。ウマイ珈琲には余計なものを入れない。オイラはブラックで楽しむことにした。なんともいえない奥の深い珈琲の味を楽しめた。
これで280円は安すぎる。ブレンドをはじめ、ほとんどのホットのコーヒーは280円。アイスは300円。コーヒーフロートやカプチーノなんかになると400円という安さだ。もちろん紅茶もココアもある。
この店は、静かに本物の珈琲を楽しめるヤツが行くのをオイラはすすめる。
麒麟珈琲(キリンコーヒー)
川崎市中原区木月3-6-18モトスミコアビル2F
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