春休み前の大人の社会見学
まず京急大師線鈴木町駅で下車すると、すぐに工場の入り口があります。後で知ったのですが、この工場は3つの駅にまたがっていて、この鈴木町というのも、駅名に「味の素前」というような企業名が使えないために、第二代の鈴木三郎助氏の名前から駅名を取っているのだそう。確かに、この駅は工場勤務者のためにあると言っても過言ではないような位置にあって、工場と工場の中にあるのです。
受付で予約している旨を伝えると、見学会場に案内され、他の見学者の方たちと、工場の歴史や色んな生産品を映像と一緒に説明していただけます。ダシの入っていないお味噌汁にうま味調味料の「味の素」を入れて、味を確認するテストなども行います。
その後、小型のバスに乗って、ガイドさんと一緒に広い敷地内を走ります。そして「ほんだし」の工場、「CookDo]工場、資料展示室を約90分で周りました。
中でも資料展示室では、昔見たようなパッケージや味の素の歴史、昔製造に使っていた貴重な道具も展示されています。
ガイドさんの話では、昔は「うま味調味料」という言葉がなく、「化学調味料」と言われ、良くないイメージがついたこともあったとか。さらに、発売当時は人気が高く、他社類似品が発売されたり、蛇を原料にしているとうわさを立てられたりされたそうです。
とにかく「味の素」は、原料である天然のさとうきびからとれる糖蜜の加工品のことで、昆布に含まれるグルタミンサンとかつお節に含まれるイノシン酸を合わせると、うま味を強くすることができるような「うま味の相乗効果」の知恵を同じように使っているそうです。
まま自身も実はあまりいいイメージがなかった(笑)「味の素」ですが、この工場見学を通して、「味の素」はもとより、「ほんだし」などの商品の工程や原材料も詳しくわかり、イメージも変わってとても参考になりました。
最後に今回の工場見学には980円で味の素製品を使ったバイキングを体験ができたのです。(体験できる予約時間は限定)
見学が終わって、最初の見学会場に戻り、アジパンダちゃんがお出迎えしてくれました~!!(あまりのかわいさに写真取り忘れ・・・)
そして、試食会場にはところ狭しとたくさんのお料理が・・。
去年は中華だったらしいのですが、今回は和食のバイキング。
予約した名前のプレートの席に座り、いざ、料理へ!!
お料理は水菜と大根のサラダ、栗カボチャサラダ、だし巻き卵、五目のきんぴら、ひじきのマヨ炒め、筑前に、こはるの豚大根、レンコンのはさみ揚げ、山芋とえびの湯葉包み、かぼちゃのはさみ揚げ、しそ団子串、大根の浅漬け、五目炊き込みご飯、湯豆腐、おでん、鯛茶漬け、北海道の石狩汁、千葉県のカニの味噌汁、石川県のぶりのかす汁、沖縄県のソーキ汁です。
それにデザートが冷やしミルクぜんざい、いちごと杏仁、練乳抹茶、味の素のフルーツゼリー。温かいお茶に冷たいほうじ茶、そしてコーヒーが完備!!サーブしてくれる方もとても親切丁寧で、料理の説明も聞けちゃいます。
とにかく、たっくさん食べられて、大満足!!お腹がはちきれそうになりました。
この料理のレシピは大体のものがその場でいただけます。
そして、最後にはアジパンダちゃんの布製袋におみやげまでいただいて、
最後の売店で工場直売の味の素製品も安く購入できて、大大満足の大人の社会見学となりました。
ほとんどが団体見学日程で、個人予約できる日程は限られますので、見学されたい方はお早めに申し込むのをおすすめします!
味の素kk 川崎工場
川崎市川崎区鈴木町1-1
電話:044-233-8704(8:30~16:30工場見学窓口)
味の素製品試食バイキング
個人見学日の10:30からの回、先着40名限定
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